こどもと楽しい生活を!!

子どもとの遊び、国子どもとの暮らしをテーマに、旅行や遊び、バイリンガル育児について綴っています♪

子どもと新幹線で里帰り🚄

 子育て中のママの中には、旦那さんと結婚して、また仕事の関係で実家から離れて暮らしている人もたくさんいるでしょう。お盆や年末年始の長い休みを利用したり、専業主婦のママは旦那さんにお願いして、数日や数週間実家に帰らせてもらったりすると思います。私の実家でも孫を見たくて『次はいつ来るの?』と、首を長くして待っています。帰りたい気持ちをありますが、一人で子どもを連れて帰省となると大変で、行くのやめようかなぁと思ったりするんですよね…。今回は、私の体験談を交えながら、新幹線で里帰りする時の注意点を紹介します!!少しでも子育てママのお役に立てればと思います。

 

 

 余裕がありすぎるくらい早めに駅に行きましょう!!

 まずは、新幹線の出発予定時刻の最低1時間前には駅に着くようにしましょう。子連れでの行動にはハプニングが付き物です。お腹が空いて泣き出したらミルクを飲ませたり、うんちやおしっこをしちゃったらオムツを取り替えたりしなければなりません。また、新幹線で子どもに寝てもらうために、乗る前に駅でちょっと歩かせたり、遊ばせて疲れさせるということも重要になってきます。準備が整ったら、駅のホームにも余裕をもっていきましょう。

 なかなかこんな事ってないと思いますが、ある時私が東京駅から実家に帰る時、たまたま皇室の方と同じ新幹線に乗ることがありました。しかも私はなんと、新幹線の時間を1時間勘違いしていて、駅に着いたらすぐに出発の時刻でした。慌てて子供を抱っこ紐で抱えて、背中には重たいバックパックを背負い、駅のホームを全力で駆け上がりました。が、一般の人やたくさんのSPで埋め尽くされ、さらに規制のロープが張られ、新幹線に乗り込むことができなかったんです…。近くにいた駅員の人に『この新幹線に乗るんです!!』と訴えましたが『立ち入りできませんので…』と言われておしまい。そりゃあそうですよね…(;^ω^)出発まであとわずか3分です…。私の乗る車両はずっと奥の方まで行かなきゃいけなかったので、もうこれは無理だなぁと半分諦めました。私はこの日に限って、なんてミスをやらかしてしまったんでしょう。途方にくれましたが、考えてる時間もありません。私は諦めがつかず、人ごみをかき分けてちょっとずつ前に前に進み、思い切ってSPの方に『わたし、これ乗るんですけど!!』と訴えかけてみました。すると、一人のSPの方が、急いでロープを取って規制線の内側に入れてくれて、誘導してくれました。SPの方について全力で走っていると、発車のチャイムが鳴りだしました。『ここから乗ってください!!』と私が乗る車両の2両手前から乗るように促され、どうにか事なきを得ました。この時は本当にSPの方に感謝感謝でした。

 というように、本当に直前まで何があるかわかりません。時間を勘違いしていた私が完全に悪いのですが…。お盆や年末年始もたくさんの人で溢れて、なかなか思うように行動できないので注意が必要です。私のように乗り込む前から冷や汗かかないように、余裕をもって行動しましょう。

子連れにおススメの座席は?

 子連れで新幹線に乗る時は、どこの席を確保するのが良いか迷いますよね。私がおススメする席はこちらです。

 子ども一人とママで指定席を一つ確保の場合➡三列席の通路側

 子ども一人とママで指定席を二つ確保の場合➡二列席側

 新幹線の座席は、大人一人につき二人までが幼児(未就学児)は無料ですが、指定席の場合、幼児も席を確保する場合はこども運賃(大人運賃の半額)を払わなければなりません。子どもの席も確保して少しでもラク~に行きたいという方は、二列席側を二つ取れば、隣の席の人に気を遣わずに、子どもを自由に遊ばせることができます。幼児は大人の膝の上でしたら無料なので、あまりお金をかけたくない人は、三列席の通路側を取ることをおススメします。まず、なぜ二列席ではなく三列席が良いかというと、三列席の中央席は空いてることが多いからです。お盆や年末年始は満席で席がびっしり埋まりますが、それ以外の時に利用する場合は、たいていの人は中央席を避けて予約します。そうすると隣の席が空くことが多いので、子どもがちょっと足を伸ばしても気を遣うことがありません。二列席側は人気なので、二列席側を取ると、誰かが隣に乗車することが多いです。そして、通路側だとトイレの時や子どもが騒いだ時にすぐにデッキに連れて行くことができるのでおススメです。

 これも私の体験談ですが、以前、窓側の方が子どもが退屈しなくていいかなぁと思い三列席の窓側をとったことがありました。その時はお盆近くだったので、すごく混んでいて三列席の真ん中の席まで埋まっていました。通路側の方は、テーブルを出したままでヘッドホンを付けて寝ていて、私は席から出られず苦い経験をしたことがあります。幸い、隣に座った方が紳士で、子どもが騒ぐたびに『すみません』というと『大丈夫ですよ。気にしないでください』と言ってくれたのです。さらに、私が目的地に着いて降りられずにいると、ヘッドホンの寝ている男性を起こして通して頂くようお願いしてくれて、さらに私は子どもを抱っこ紐で抱いていたので、私のスーツケースを出口まで運んでくれたのです。さらに帰り際に、『どうぞお気をつけて』と声をかけて頂いて、不安いっぱいで心細かった私はこの男性の言葉や行動がうれしくて本当に有難くて、泣きたい気持ちを堪えるのに必死でした。それと同時に、私はなんで窓側席を取ったの?と情けないやら、申し訳ない気持ちでいっぱいになったのを今でも鮮明に覚えています。

 二列席の窓側を取った時は、仕事帰りと思われる女性が隣に座ったのですが、テーブルにパソコンを広げて仕事をし始めたので、その時もなかなか立ち上がることができませんでした。子どもがちょっと声を出すと舌打ちされる始末…。うちのように、落ち着いて座っていられないお子さんを連れた方は、通路側の席を取ることをおススメします。

 

空いていれば、一番前の席か後ろの方を予約しましょう!!

 子どもが3歳くらいになると、テーブルを自分で引き出したりしまったりバンバンしたり、また、前の座席をキックしたりするようになるんですよね…。なので、一番前の座席を取ることをおススメします。ほかの席と比べて、スペースも少し広くなっているので遊ばせることも可能です。赤ちゃん連れの方でベビーカーを後ろのスペースに置く場合は、後ろの方の座席を取った方が下りる時に楽ですよね。また、新幹線E2系はデッキに荷物を置くところがあるので、後ろのスペースが使われて置けない時はそちらを利用すると良いでしょう。

 子どものトイレの時や、愚図った時にすぐにデッキにでられるように、前方付近か後方付近の座席を確保すると良いでしょう。

 

困ったときは多目的室も利用してみては?

新幹線には多目的室という個室があります。もともと身体が不自由な方が利用するために設けられていますが、身体が不自由な方の利用がない時は、授乳スペースとして利用することができます。普段は鍵がかかっているので、利用したい時は乗務員が回ってきた時に声をかけるか、乗務員室まで行ってお願いして、鍵を開けてもらう必要があります。多目的室は11号車と12号車のあいだにあるので、子連れの人は多目的室の近くを予約する人が多いと思います。しかし、乗務員さんがちょうど授乳のタイミングで回ってくることってないですよね…。なので、乗務員室のある8号車近くの席を取ってそこで声をかけて多目的室に向かった方が効率が良いと思います。運よく空いていれば使えますが、先に使っている人がいた場合待たなければなりません。多目的室を当てにせず、なるべく授乳は新幹線に乗る前に済ませておいた方が良いかもしれません。

 

新幹線に乗る時間帯は?どうやって車内で過ごす?

 私が子どもを連れて新幹線に乗るときは、朝早い新幹線や夕方から夜にかけては、サラリーマンや仕事へ行き来する人が利用します。車内では仮眠をとっている人がいたり、パソコンに向かっている人もいます。子どもを連れて乗り込んだだけで嫌そうな顔をする人もいます。そんな雰囲気でママもドキドキしながら乗ったら、敏感な子どもは空気を感じ取ってぐずってしまいますよね…。仕事に向かう人も子連れのママもお互い嫌な気持ちにならないよう、通勤・帰宅ラッシュの時間帯は避けた方が良いでしょう

 私がおススメするのはお昼ごろです。私は息子が赤ちゃんの時は、新幹線に乗る前に授乳を済ませてから乗り込んで、新幹線の発車と同時にデッキに行き、抱っこ紐で抱えてゆらゆらするというパターンでした。すると、数分から数十分で寝てくれました。

2歳くらいになると、興奮してなかなか寝てくれませんでした(;'∀')それでも、お昼の時間帯は、仕事に追われている人は少ないので、新幹線の中も割と温かい雰囲気なので、少しくらい子どもが声を出しても大丈夫です。時々子どもより大声で会話する若者やお年寄り、外国人がいると私はすごくホッとします(笑)新幹線でおにぎりやおやつをちょっとずつ食べさせているうちに、寝てくれることもありますが、寝てくれない時は、音の出ないおもちゃ、絵本、タブレットを見せてどうにかやり過ごしています。それらに飽きて限界がきたらデッキに出ます。それでもダメな時は、仕方ないので他の車両まで行ったり来たり少し歩かせて気分転換させます。後は、『もう少しでじいじのお家だから良い子してね』とか『良い子したらアイスクリーム買ってあげるよ』とどうにか静かにしてもらえるよう言い聞かせ続けます(;^ω^)そしてやっと目的地~♪という流れです。

 子どもが騒いだらどうしようとか言うこと聞いてくれなかったらどうしようとか不安は付き物ですが、あまり心配せず、親も子どもとの新幹線の旅を楽しみましょう。